みなさんこんにちは、あまてるです。
私は現役看護師として働いているのですが、8月初めにコロナにかかってしまいました……。
職業柄、ワクチン接種は3回済ませていましたが、それでも症状は結構ツラかったです。
ぶっちゃけ今日の記事は副業とは関係がまったくないので、興味のない方は読まなくても損しません。
一応、この記事を読むと以下のことがわかります。
コロナにかかった時の症状(私の場合です。個人差あり)
コロナかも?と思った時にすること
コロナになった時に便利だった物&サービス
医療従事者ではない方々にも、コロナってヤバいんだよと改めて伝えることができたらこの記事の目的は達成です。
ではよろしくお願いします。
コロナに感染した時の症状(私の場合)
コロナの感染経路がわからない
子どもが発熱
→地域の保健所に連絡
→電話しまくって受診&検査できる病院を探す
→子どもコロナ陰性で症状軽快(私仕事1週間お休み)
→仕事に復帰
→数日後あまてる自身が発熱
→コロナ陽性が発覚
という流れで私はコロナにかかったのですが、子どもの発熱でお休みを頂いている間、私はどこにも外出しませんでした。
だから、どこでコロナに感染したかがわかりません。
一応考えられる経路を挙げると、小児科の受診時・仕事に行く時の公共交通機関、くらい?
ただ、もちろんマスクはしていましたし、手洗い・うがい、手指消毒までできる限りのことはしていたはずなんですよね……。
コロナに感染した時の症状
職業柄、ワクチン接種3回済みでしたが、それでもツラかったです。
0日目(発熱当日):
最高38.5℃の発熱。悪寒、関節痛、ひどい頭痛。解熱鎮痛剤(家にあった市販のイブプロフェン)で解熱はするが、頭痛にはあまり効かなかった。軽い咳が出たが呼吸困難感なし。痰絡みなし。
1日目:
37.4~38.0℃の発熱、鼻水、苦しくない程度の軽い乾いた咳。頭痛、関節痛は軽減するが、ひどい倦怠感と全身の筋肉痛で動けない。喉は痛くないがまったく食欲なし、軽度の腹痛あり。0~2日目の夜まで、ポカリスエットやウィダーインゼリーのみで過ごす。
2日目:
36℃台への解熱。症状自体は昨日と変わりないが全体的にやや軽くなる。解熱したのにだるくて動けなくて不思議。夜に空腹感がやっと出てきてスープ1杯を摂取するが、ここから5日目まで、ご飯を食べるたびにお腹を下す。
3日目:
解熱したまま。倦怠感は変わらずあり。鼻水や咳などの風邪症状は軽いまま。動こうと思えばなんとか動けるくらいに回復。ご飯を1食食べられたが、その後腹痛→下痢。
4日目~:
倦怠感のみあり。普通に食べられるようになるが、その後下痢は変わらず。
6日目:
ようやく下痢が治まる。症状は軽い倦怠感のみ。これ以降は悪化はなく徐々に治る。
肺炎症状や、よく言われる味覚・嗅覚障害は、私はありませんでした。
発熱当日の頭痛の強さや、翌日の筋肉痛にとても驚きましたね。
とにかく今まで感じたことがない、動けないくらいの筋肉痛でした。
そして、およそ2週間の隔離生活で、その筋肉痛は完全には回復しませんでした。
徐々に改善はしたので、職場復帰の前日には動かすと「まだちょっと痛いな」くらいでしたが、普通長くても2日くらいで筋肉痛は治るじゃないですか。不思議。
家族にコロナの症状は出なかった
自宅内で完全には隔離はできていなかったのですが、他の家族に症状は出ませんでした。
私がコロナになったことで、夫も濃厚接触者として仕事を休み、子ども2人は夫に任せて部屋に閉じこもりました。
問題は共用スペース。
①トイレ使用時は、市販のアルコール入りウェットティッシュで消毒徹底。
②洗面所の使用は最後。私の歯ブラシだけは同じ場所に置かず袋に入れて保管。洗面所使用後はアルコール消毒。
③お風呂も最後。みんな寝静まってから夜中に入り、お風呂を洗って終了。
④寝ても覚めてもマスクマスク。
⑤トイレ、お風呂、部屋の窓は換気のため開けっぱなし。換気扇も回しっぱなし。
夫が購入してくれた検査キットが自宅にあったので、家族は全員それで検査していましたがみんな陰性。
正直、市販のものなので信憑性は(?)ですが、幸い他の家族はみんな症状は出ませんでした。上記方法で何とか感染を防げたのかなと思います。
現役看護師の私がコロナになった時に気がかりだったこと
何より患者さんと同僚、そして家族にうつしていないかが気がかりで眠れませんでした。
受け持ち患者には80~90代もいる。
コロナのワクチンは、あの患者さんは接種していただろうか。もし摂取していない状態で感染していたら……。
そして、同僚は?
妊娠しているスタッフもいる。既往歴の関係で、ワクチンを接種していないスタッフもいる。同僚の心配もさることながら、その家族にだって広めてしまうかもしれない。
さらに、子どもたちや夫は?
子供はワクチンをまだ摂取していないし、夫も仕事の都合が合わず2回しか摂取していない。
弱っていると、それぞれにおいて最悪の事態がどうしても想定されてしまう。
翌日、少し熱が下がって思考がクリアになると、その責任の重大さが嫌でも身に沁みて、涙が出てきました。
私のせいでコロナが広がり、その人自身やその人の周囲の家族など誰かが重症化してしまったら。
そして、誰かが亡くなってしまったら。
人生終わりだと思いました。
看護師を辞めなきゃな。ベッドの中でそんなことを考える日々でした。
しかし幸いにも、私の周囲で陽性者は出ませんでした。
コロナかもと思った時の行動の仕方
発熱等の症状が生じた方は、まずはかかりつけ医等の地域で身近な医療機関に電話等でご相談ください。お近くの診療可能な医療機関や受診方法をご案内します。
※ 院内感染を防止するため、緊急の場合を除いて、連絡なく医療機関に直接受診することは控えてください。
かかりつけ医がいないなど相談先に迷った場合は「受診・相談センター」(地域により名称が異なることがあります)にご相談ください。
☆厚生労働省・健康や医療の相談の情報『新型コロナウイルス感染予防のために』より一部抜粋
また、電話で相談したい場合はこちらです。
- 電話番号 : 0120-565-653(フリーダイヤル)
- 新型コロナワクチンコールセンター
- 電話番号:国内からおかけいただく場合…0120-761-770(フリーダイヤル)
海外からおかけいただく場合…(+81)50-3734-0348(通話料がかかります)
※令和4年4月1日より、海外からお電話いただける番号((+81)50~)を、上記の通り、新たに設置いたしました。 - 対応言語:日本語・英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語・タイ語・ベトナム語
- 受付時間:下記参照(土日・祝日も実施)
- 日本語・英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語:9時00分~21時00分
- タイ語 : 9時00分~18時00分
- ベトナム語 : 10時00分~19時00分
☆厚生労働省・相談窓口『厚生労働省による電話相談について』より抜粋
コロナかも?と思った時に、絶対にやってはいけないこと
くれぐれも発熱などの症状があるのに、事前に連絡せず病院を受診することはやめましょう!
その病院のスタッフだけでなく、同じ時間帯に受診している患者さんにもコロナをうつしてしまう恐れがあります。
コロナの罹患者が多すぎて、今はどこでどのように感染するか本当にわかりません。
やってはいけないことをやらないように徹底して、コロナに感染しない道を地道に潰していくしか、自分と周囲の人たちを守る方法はないんです。
コロナにかかった時に便利だったもの
コロナはとにかく食欲がでない
風邪症状の中の咽頭痛、倦怠感そして腹痛や下痢といった症状から、本当に食欲がわきませんでした。
受け付けられたのは、
スポーツドリンク類
ウィダーインゼリー
スープ類
ゼリー
プリン
ちなみにアイスは悪寒がして受け付けませんでした。
3日間はほぼ水分のみで過ごしたようなものです。体重は-3kg。軽度の脱水もあったかも。
温めるだけで食べられるレトルト食品は、症状が落ち着いてからは便利だと思います。
カレー(は少し重いかもしれないけど)、中華丼や親子丼、あとはチンして食べられる佐藤のごはんがあればとりあえず1日は何とかなりますね。
置き配ができるサービスに加入しておくと便利
置き配ができるサービスにあらかじめ加入しておくと便利だと思います。
有名どころを挙げると、
イオンネットスーパー
オイシックス
パルシステム
COOP
これらにあらかじめ登録して、使い方がわかるといざという時便利ですね。
また、コロナで外出できず他に買い出しを頼めない方のために、レトルト食品やカップラーメン、パックご飯など、簡単に食べられるものを送ってくれるサービスもあります。
近所に親族や友人がいて買い物を頼める、または配食&配達サービスを利用できる人はできる限り使わないでください。
我が家は置き配で食材を頼んでいたので希望はしませんでした。
しかし、ひとまず具合悪い時を乗り切れる食品が送られてくるのは、特に一人暮らしの自宅療養ではありがたいですよね。
ただ、現時点で自宅療養者は多く、宅配のサービスも混みあっており大変な様子です。
中には自宅療養期間中に荷物が届かなかったという声もあるので、そこだけ注意です。
コロナはただの風邪じゃない
実際にコロナになってみて、かなりダメージが大きかった
定期的に目にする文言ですが、コロナはただの風邪ではありません。
今回、そのことをこの身を持って実感しました。ダメージがデカい。
ただダメージがデカいだけで済んだならまだ良いのかもしれません。これが年齢や既往などにより、命に関わります。
回復しても、どんな後遺症が残るかわかりません。
コロナへの感染対策はまだまだ大切
現役看護師のあまてるは、実際にコロナによるものと思われる肺炎で亡くなる患者さんもこの目で見てきました。
辛かったです。
今回、私がその原因になるかもしれなかったと考えると、自然に鳥肌が立ちます。
繰り返しますがコロナは命に関わりますし、どんな後遺症が出るかも、個人差が大きく未知数であることも怖いです。
マスクを外して出歩く時期はまだまだ先。
かかったらマジで心身がしんどいので、この記事を読んでくださった皆さんだけでも感染対策をしっかり行い、自分や大切な家族、その周囲の方たちの健康をどうか守ってください。
まとめ
・まずはコロナにならないことが大切。感染対策はまだまだしよう。
・コロナになったら適切な方法で受診&使えるサービス使って回復に専念しよう。
・コロナを舐めてはいけません!
以上です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
あまてるでした。